:静岡市は、安部の山奥!わさび発祥の地という
「有東木」を訪ねてみました・・
市街地から 安部川に沿って県道27号線から29号沿いに北上する事、およそ30Km 渡本(どもと)地区から右手の山道
を登ってさらに約3Km、、と書くとなにか遠そうですが、、案外あっさりと、行けちゃいました・・
途中有東木集落が見え始めた頃、面白い光景に出会います、、そうですお茶畑とわさび田がお隣どおし!写真の右手前
はお茶畑、沢を挟んだ両側はわさび田です、こんな風に同居?は珍しいですね、、黒いメッシュは日よけ?です・・

ここを過ぎると、
有東木の顔!「うつろぎ」(特産品展示販売所)前に着きます、でも本日はお茶摘み真っ只中でお休み?
残念ながら名産わさびを入手できませんでした・・ おやおや下調べが不足です! 要再訪ですね?了解・了解!・・
ここにはバス停「有東木橋」があり
静岡駅から約50分で来られるそうです。 今風に言えば市街地へも通勤圏内ですね?

ここは「うつろぎ」の前です、「わさび栽培発祥の地」の碑と「記念碑建立について」の碑があります、、左手の方に廻ると
沢に沿ってわさび田のモデルや水車小屋等の見所があって、必見?の散策ポイントです!

こちらがその「記念碑建立について」の碑(説明碑)です、山葵栽培のルーツが、分りやすく簡潔に説明されています・・
山葵栽培の歴史を辿るのに格好の内容です、写真では少々見辛いし、せっかくの山葵散策ですから全文転記しました。
:記念碑建立について (原文通り転記:但しWeb横書き用に適宜修正)
山葵栽培は今からさかのぼること、約四百年の昔、慶長年間に有東木沢の源流である「山葵山」に自生していたもの
をある時、村人が採集して村内の井戸頭という湧水地に栽培したところ、これが適地であり成長繁殖した。
そこで村人達がこぞって栽培を試み、やがて栽培法は各地に広められたので、ここ有東木を山葵栽培発祥の地と言う。
慶長12年7月(1607)駿府城に入城した大御所徳川家康公に山葵を献上したところその珍味の程に天下の逸品と
嘉賞し、ついに有東木から門外不出の御法度品とした。また徳川家の家紋が葵の紋であったことから、ことさら珍重した
と言われている。
延享元年(1744)三島の代官斉藤喜六郎の命を受けた伊豆天城の住人板垣勘四郎が椎茸栽培の師としてこの地に
派遣された。任務を終えた板垣は帰国に際し、庄屋が弁当籠に忍ばせた山葵の苗を密かに持ち帰り栽培したのが伊豆
の山葵栽培の始まりと言われており、山葵関係者の語り草となっている。
明治10年、有東木山葵の先覚者、望月重太郎の東京での 内国博覧会入賞は安倍での山葵栽培を広める契機となり、
更に昭和23年頃から普及した 畳石式田床改良及び栽培技術の開発により質量ともに向上し、安倍山葵の名声は益々
高まった。
今日に至るまでには、元禄16年(1703)及び享保5年(1720)の大洪水をはじめ幾多の台風災害等自然災害の暴威
にさらされた。しかし、その都度全力を傾注し山葵栽培の伝統を守るべく、復旧に尽力した住民や石工達の労苦を忘れる
ことはできない。
時は流れ、ここに改めて先人達の遺徳を忍び、特産品「山葵」に対する感謝の念を後世に伝えるべく平成の改元を期し
てこの記念碑を建立するものである。
平成四年三月八日 山葵栽培発祥之碑建設委員会

うつろぎの前は小さな広場兼駐車場になっていて、マイクロバスを含め、数台の駐車が可能、こんな案内板もありました、

沢に向かってベンチもあって向こうのわさび田が見渡せます、今日はここに座ってお弁当を開いて、お腹の虫をなだめて?
そうそう、有東木集落の中心は、こんな具合に東西2つの沢に囲まれて結集している、現在戸数は七十戸程だそうです、

何しろ回りはわさび田だらけ、日陰を作っている?のか盗難防止か?大半は黒い網布(カンレイシャと呼び玉露の茶畑で
も使う)で囲まれています、 ここはオープン?わさび田・・水量が豊富でまるで滝みたいな沢の周囲に、、こんな具合に
「わさび棚田」?が密集?しています、

近寄ってみると、これは出荷間近かなー、大きな株がいっぱいです、急斜面なので階段状に、まさに棚田になっています、

こっちの棚田?は育成中の苗田?の様です、小さな株もいっぱい植えられています、葉っぱがみずみずしくて美味しそう?

なんと!集落随一?「東雲寺」の境内にも、、わさび田があるー! さすがー? ですが、これにいささかは驚きました・・

車を降りて、しばらく沢の棚田を散策しました、特産はお茶とわさびですが・・ どうも見慣れない「わさび田」の方へ目が
移って、、あちこちと歩き過ぎてしまった・・ 後が怖いぞ?
集落の守護神、白髭神社にも立ち寄ってみました、大きな杉の木が印象的、境内に十本あるそうです、すぐそばに林立

とにかくデカイ太い! 集落の歴史より古く樹齢720年と書いてあった、水窪町の
山住神社の
スギ二本よりは少し細い?
もっともあちらは有名な
山住杉の:スギ二本樹齢も1300年、根周り10.5mじゃ、、無理ないか? 2本だけだけどね・・

実はこの辺り、有数のハイキングコースがある処です、せっかく来たので、もっと上の地蔵峠あたりまで、と、わさび沢を見
ながらさらに登ってみました、、もちろん車で、ですが・・

かなり上まで車で行ける、葵高原と言う平地に出た、、ここからは純粋なハイキングコース、細島峠っ!歩けないよなー?

ここは元々甲斐との国境、安部の金山がらみで、古くから往来があったと言う・・ 地蔵峠や十枚山、青笹山へと選り取り
みどりのコースがあって地元ハイカー諸氏のメッカにもなっています。

山へ登るなら、車を降りねばだが、例によって行ける所まで行ってみよう! でも こんなに大きな落石があると、背筋が?
寒くなって来たー・・ 上のマップのX印の辺りです、、 さすがに健脚自慢のオッター君でも、こんな落石じゃ打つ手なし!

正面は真富士山?雲も出てきたし、どうやら雨になりそうだ、それにこの林道は行き止まりのようだし・・ 引き返そっと!

という事で、この後まもなく行き止まり!途中で小鳥を待って撮影しているカメラマン氏に会った、いつもの通り声をかけて
いろいろとお話を聞かせて頂いて、今日の散策はお終いっと! そそこさと下山した、今回の道中、往復で約100Kmなり
そうだ、今回はビデオカメラも同道!試験撮影を、最近はレポが多く写真もいいが、ビデオ画像の方が適しているのでは?
と・と・それがー!自宅で見たら目が回る・・ 慣れないせいか振り回しすぎ? 気をつけていたんだけどー! 修行 修行!
- 2006/05/24(水) 19:04:32|
- 林道散策
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